| 山武郡市広域水道企業団は、昭和49年に給水を開始して以来、増加を続ける水 |
| 需要に対応し、数次に渡る配水施設整備事業を行ってきました。 |
| その結果、「安全かつ安定給水を図る」とした所期の目標を概ね達成していると |
| ころです。 |
| しかしながら、21世紀を迎えた現在、需要者が水道事業に求めるものは単に「 |
| 安全かつ安定給水の実現」のみに止まらず、「飲んでおいしい水」を災害時であっ |
| ても安定して供給し続けることのできる「災害に強い水道の構築」であり、さらに |
| 「透明性の高い水道事業の展開」及び「需要者サービスの更なる向上」等、より一 |
| 層高度化し、かつ多様化しつつあります。 |
| 一方、今後の事業経営に関しては、少子高齢化による人口減少の時代を迎えて、 |
| 給水量の増加が望めず、さらに創設期に布設した大量の配水施設が更新の時期を迎 |
| えること等、経営はより一層困難を増すものと思われます。 |
| このような状況の中、これからの水道事業を健全に運営するために、「中期経営 |
| 計画」を策定するものです。 |